メニュー

コラム第24回
【専門医がオススメ】デンタルフロスで歯磨き効率アップ!

[2023.04.27]

デンタルフロスを使って歯磨き上手へ

今回はデンタルフロスを使っての歯磨きについてお話します。

歯ブラシで歯磨きをするのが一般的ですが、それだけでは歯科の掲げている口内の歯垢の80%以上の除去は難しいのが現状です。そもそも歯ブラシでは

・歯と歯の間
・奥歯の溝
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の後ろ
・前歯の裏側

など磨き残しが残りやすいのです。

デンタルフロスとは

デンタルフロスは、歯と歯の間の細かい隙間や歯と歯茎の間のプラーク(歯垢)を取り除くために使用する、細い糸状のツールです。デンタルフロスは、歯ブラシでは届きにくい場所を掃除するのに役立ちます。

プラークが取り除かれないまま蓄積されると、歯垢や口臭の原因になるだけでなく、歯周病や虫歯などの歯の病気の原因にもなります。歯周病は歯茎が炎症を起こし、歯を支える骨が破壊されることで進行し、最終的に歯を失う原因になります。

デンタルフロスは、一般的にナイロン、プラスチック、ポリエステル、またはテフロンなどの材料で作られています。

2つのタイプ

デンタルフロスには、ホルダータイプとロールタイプの2種類があります。

ホルダータイプのデンタルフロスは、プラスチックのハンドル付のものです。ホルダータイプは、デンタルフロスを使う際に手を滑らせる心配がないため、初めて使う人にも扱いやすいです。また、深い奥歯などに届きやすく、正確な位置で使うことができます。

一方、ロールタイプのデンタルフロスは、糸を小さな箱の中に巻き付けたもので、糸を取り出して、指に巻き付けて使います。ただし、糸を引き出す際に手が滑りやすく、正確な位置で使いにくいというデメリットがあります。

ホルダータイプは、初心者や正確な位置で使いたい人におすすめです。ロールタイプは、慣れが必要ですが経済的で持ち運びに便利です。

 

使い方

  1. 糸の先端を歯と歯の間に挟み込み、歯肉を傷つけないように、横方向に動かしながら、優しく歯と歯茎の境目まで滑らせます。この際、うまく入らない場合は無理に差し込まないように気を付けましょう。歯茎を傷つけてしまう要因になります。
  2. 糸を上下に動かしながら、プラークを取り除きます。
  3. 次の歯と歯の間に移動し、同じ手順を繰り返します。
  4. 1回の歯磨きの使い切りで使用しましょう。

歯間ブラシと併用するとなおGOOD

デンタルフロスでも、磨き残しが残りやすいのは歯の間の隙間が比較的広い場所です。この部位には歯間ブラシの使用が効果的です。また、歯間が狭くデンタルフロスが差し込めない場合も歯間ブラシを使ってみましょう。

どのくらいの頻度で使用するか

もちろんこまめに使用できたら理想ですが、寝る前に一日一回使用するだけでも有効です。また、歯医者さんに直接意見を聞いて、どの部位が磨き残しが多いのか、歯科医師や歯科衛生士さんにアドバイスをもらい、その部位だけでも補助的に使うことをオススメします。

 

日々の忙しい生活の中で、多くの人が十分な歯磨きの時間をとれないのが実情かもしれません。しかし、だからこそ適切な器具を使い分けることで、口腔ケアの効率を上げることは大切だと考えています。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME